おはようございます、たすほです。
離婚してから、今までの結婚生活にいろいろと思いをはせています。
失敗したからこそ、もっとああしておけばということがたくさんあります。
これから国際結婚を考えている方の参考になれば幸いです。
言語問題
やっぱり言葉は大切です。
どちらの母語ではない言語(英語のことが多いと思います)でやりとりしていても、やっぱりお互いの言葉を勉強しようという姿勢は大切だと思います。
言葉は文化です。
言葉を理解することで、相手の文化も理解するきっかけになると思います。
特に私のように、相手の国に暮らす場合、相手の国の言葉をマスターすることが生活していく上で重要です。
英語が比較的通じるところだったので、まあいいやと英語で過ごしてしまっていました。
また、子供に日本語を身につけさせたかったので、私が現地語をしゃべってしまっては、子供に日本語が身につかないという変なこだわりがありました。
でも、その国で生活していく上で、現地語がしゃべれない、全くわからない状態では、やっぱりいつまでたってもよそ者のままでした。
親や親戚との付き合い
国によっては親戚付き合いの密度が日本とは比べ物にならないくらい濃い国があると思います。
厄介だな、面倒だなと思うこともあるかもしれません。
それでもやっぱり付き合いは深めておくべきです。
私の場合、元夫自身が、親や親戚から距離を取ってきたこともあり、なおさら関係が希薄なものになっていました。
私がもっとフランクな性格で、もっとあちらの家族に飛び込んでいければ違ったかもしれません。
でも、言葉の問題、元夫の引いたスタンス、私のどんどん交流を深めていくタイプではない性格などが合わさって、距離を縮められずにいました。
配偶者がいればそれでいい
という人もいるかもしれません。
でも、配偶者がいつまでも元気で守ってくれるとは限りません。
病気や事故が原因で自分が支えていかないといけなくなる可能性もあります。
その国にいる家族の関係は大事にして、向こうの家族にいつでも頼れるような関係を築いておかないと、いざという時本当に心細いですし、生活が立ち行かなくなります。
現地に骨を埋める覚悟があるか?
今一番思うのは、私にはこの覚悟がなかったということです。
向こうの会社で働いていた時、会社のボランティア活動の一環で老人ホームを訪問したことがありました。
日本人の同僚(向こうの人と結婚して、子供はいない)が、
私は将来こういうところに住むつもりだからよく見ておかないと
と言っていました。
そこまで覚悟を決めているんだとびっくりしたことを覚えています。
私は、自分の将来像をそこまで具体的に考えていませんでした。
もし、夫が先にいってしまったらどうしよう、日本に帰りたいかも、とその時思ってしまいました。
でも、今回はまだ親も元気でいてくれたこともあり戻ってくることができましたが、私の老後の段階では戻ってくることは簡単ではなかったでしょう。
向こうに嫁いだ以上、向こうに骨を埋める覚悟までしておくべきだったんじゃないかと今では思っています。
その覚悟がなかった私は、いずれ日本に戻りたいという気持ちが出てきて、遅かれ早かれ元夫とぶつかる時がきていたんではないかと思います。
まとめ
結婚!!!
というと相手との関係だけに目が行きがちだと思います。
でもやはり、よく言われるように、結婚は個人だけの問題ではありません。
国際結婚で、特によその国に行くとなればなおさら、個人との関わり合いだけではすみません。
海外での国際結婚生活を長く続けていくためには、
- 相手の文化を理解し、
- 向こうの家族との関わりを深めながら、
- 向こうで長く生活していく覚悟
が必要だったと離婚した今だからこそ思います。
今日もご訪問いただき、ありがとうございました。