
子供の抜毛症が始まって2年。
抜毛症に対するアプローチも必要ですが、目立たないようにするにはどうしたらいいのかも色々考えてきました。
始まったときは幼児、今はまだ小学校低学年なので、幸い見た目でいじめられたりはしていないようのですが、見た目を気にして外出もしたくない…となったら、まだまだ長い人生子供にとってつらいですよね。
最終的に行きついた先は、ウィッグ、医療用かつらなのですが、そうなる前にも工夫したこと、買ったものがあるので合わせてご紹介していきます。
抜毛症の隠し方① 前髪で隠す
うちの子の抜毛はまつげ、まゆげから始まりました。
まつげがないと目元の印象がぼんやりしている感じはありますが、そこまで見た目の印象の変化はありませんでした。
隠しようもないので、そこはそのまま。
まゆげがないとかなりイメージが変わります。
もうちょっと年齢が上なら描けばいいと思いますが、まだ小さいので前髪で隠していました。
ちょっと厚めの前髪にして、眉毛が隠れる長さをキープ。
すぐ目にかかる長さになるので、家でちょこちょこ切っていました。
抜毛症の隠し方② 分け目の変更、結び方
髪の毛の抜毛はつむじから始まりました。
なので、対策としては分け目を変えること。
七三分けみたいに分け目をとっていました。
でもそのまま分けただけだと、髪のない部分が見えてしまったりするので、横に流した部分で編み込みをして隠すようにしていました。
写真があるといいなと思いましたが、見つからず。
抜毛症の隠し方③ ヘアーバンドの使用
あとはヘアーバンドを使う方法も。
幅の広いものを選ぶことで抜毛部分も隠しやすくなりました。
これは子供の希望ですが、
『淡い色だと帽子をかぶっているみたいでいや!』
ってことだったので、紺とか黒とか髪の色に近い色のものをえらぶようにしていました。
抜毛症の隠し方④ ヘアファンデーション
全体的に薄くなってきた時に使い出したのが、ヘアファンデーション。
元々は髪の根元や分け目の白髪を隠すものなんですが、地肌を色付けしてくれます。
使用前、使用後の写真です。
使用前

使用後

髪が少なくなってくると地肌が透けてみえて、その白さが気になるんです。
これで地肌をカバーすると髪の薄さが目立ちにくくなります。
使ってきたのはSMHヘアファンデーション。
繊維でボリュームアップするスーパーミリオンヘアーで有名なルアンという会社のもの。
子供には真っ黒すぎない方が自然かなと思ってダークブラウンを使っています。
アデランスでも同様のものが出ていますね。
抜毛症の隠し方⑤ ウィッグ(かつら)
色々試してきましたが、もう何しても無理!!!
となって行きついたのはやっぱりウィッグ。
購入したのは女性医療用ウィッグ専門店のOne Step (ワンステップ)です。
最初は、
ママ、やってー!
でしたが、慣れてくれば自分でちゃんとかぶって出かけています。
いきなり髪が伸びたら周りから何か言われないかな、いじめとかからかわれたりしないかなと心配で、学校の先生に聞いてみましたが、小学校2年生ではまだそこまで周りからの反応はなかったようです。
ワンステップでの医療用ウィッグの購入の決め手や価格などはこちらのページにまとめています。
-
-
【抜毛症】ワンステップで子供のウィッグの値段は実際いくら?実体験からの口コミ評判も
子供の抜毛症に悩んで、色々隠し方を工夫してきましたが、隠しきれなくなってきました。 最後の手段はウィッグ。 色々調べてワンステップという医療用ウィッグ専門店で購入しました。 20万円ちょっとかかったの ...
続きを見る
ウィッグも検討していればこちらもご覧ください。
まとめ
子供の抜毛症、見た目にかなり影響するので、親としては本当に悩ましいです。
根本的な解決も必要ですが、まずは子供が少しでもそれに対してコンプレックスを感じずに過ごせたらいいなと思い、色々工夫してきました。
髪型、ヘアファンデーション、ウィッグと抜毛の程度に応じた方法をご紹介しました。
ヘアファンデーションは軽い抜毛であれば結構カバーができるので、お値段もそこまでかかりませんし、よかったら試してみてください。
ウィッグはお値段がするのでかなり迷いましたが、子供の気持ちも楽になったようなので買ってよかったです。
見た目がカバーできることもありますが、かぶることで抜かなくなるというメリットもあります。
できなくなることでやめられたらいいな…と思っています。