自宅で年長の子供と一緒にTシャツ染めをしました。輪ゴム模様をつけて、簡単お得にお揃いTシャツができました。ほとんどの作業を子供中心にやってもらったので、子供も満足そうでした。おすすめの材料と作り方のポイントをご紹介しています。
こんにちは、たすほです。
先日長女が保育園でクラスTシャツを作ってきました。
無地の白Tシャツに輪ゴムで模様を作ってみんなで染めたそう。
とても楽しかったみたいで、
またやりたい!!
というのでうちでも挑戦してみました。
思っていたより簡単に、私と娘2人の3人分のお揃いTシャツができました。
材料
- プレミアムダイ…1袋
- カラーストップ…1袋
- 塩…250g
- 無地の白Tシャツ(綿100%)…3枚 下に詳しく書いています
- 輪ゴム…適量(今回3枚で60本くらい使いました)
- 大きめのバケツ(できれば10Lくらい入るもの)
- 大きめのプラスチックカップ
- 割りばし
- ビニール手袋
ちなみに、バケツは10Lくらい容量があれば1つで足りると思います。
我が家のバケツは一番大きいものが6Lで、2つ有ったので、その2つを使いました。
プラスチックカップは100円ショップで購入した600mlのものを使いました。
500mlの水を入れるのでもう少し大きいものがあればそのほうがよさそうです。
プレミアムダイって?
プレミアムダイは、簡単にきれいに染められる繊維用の染料です。
綿、麻、レーヨンに使えます。
(ウール、シルクは薄くなら染まるよう)
袋の中は粉末状でお湯に溶かして使います。
40℃のお湯で染められるので、手軽に楽しめます。
ダイロンジャパンではもう1つマルチという名前の染料があります。
色を混ぜることができるのでオリジナルカラーが作れたり、ナイロンも染められたりというプレミアムダイにないメリットがあります。
でも、80℃のお湯が必要なんです。
子供に使わせるにはちょっと危ないですよね。
子供と楽しむにはプレミアムダイの方が安心して使えますね。
今回は、プレミアムダイの06 China Blue(写真左)を使用しました。
淡いキレイなブルーです。
同じ会社でカラーストップ(写真右)という色止めも出しているので今回は一緒に使用しました。
どんなTシャツがいい?
Tシャツは、薄手のものだとすぐヨレヨレになってしまいそうなので、ちょっと厚めのしっかりしたものにしました。
保育園で使ったものが良さそうだったので、調べてみたら同じものが買えることがわかりました。
Printstar(プリントスター)というTシャツです。
子供用のサイズだけでなく、大人用にもサイズが豊富でお値段もお得です。
80〜100サイズはベビー用で肩にスナップ付きで着脱が簡単になっているのもありがたいですね。
今回はTshirt.st楽天市場店で購入しました。
1枚300円台(税抜)と格安ですが、ヘビーウェイトでしっかりした作りなのでおすすめです。
Amazonでも買えますが、ちょっと割高。
ただ楽天では、送料が590円かかりましたが、Prime会員なら送料無料で買えるので、1枚とかしか買わないならアマゾンの方がお得かもしれません。
大人用のサイズも豊富ですが、サイズ表を見比べて自分用のTシャツは子供用の160サイズにしました。
158cm、50kgくらいで普段は9号を着ています。
ゆったりしすぎず、ぴったりしすぎずちょうどいいサイズ感でした。
首回りはきつすぎない程度に詰まっているデザインです。
ちなみに、今回はTシャツ3枚(サイズ90、120、160)で約290gでした。
プレミアムダイ1袋は、繊維 約250gが染まる量ということです。
ちょっと繊維量が多めでしたが、むらなく染めることができました。
作り方
step
1下洗い
まず下準備として中性洗剤で洗っておきます。
洗濯糊や汚れがついていないようにということです。
普通の洗濯用の粉洗剤は弱アルカリ性です。
じゃあ中性洗剤って何かというとおしゃれ着用洗剤です。
エマールとかアクロンですね。
あまり気にしなくても大丈夫かもしれませんが、発色や着色に影響が出るといやなので、一応家にあったエマールで洗っておきました。
次の作業は濡れたままで行います。
やってる最中に結構乾いてきてしまいましたが、特に影響はなさそうでした。
step
2模様付け
次のステップは仕上がりに大事な模様付けです。
輪ゴムで摘んで留めていきます。
保育園で作った時は留めるのが緩くてとれてしまったそうです。
模様が少なくなってしまって残念そうだったので、きつめにしっかり留めておくのがポイントです。
一箇所つまんだ場所に輪ゴムを1本だけでなく、2〜3本留めておいてもいいですね。
全部で60本以上の輪ゴムを使いました!
step
3染色液の準備1
Tシャツの準備ができたら染色液を準備します。プレミアムダイ1袋を40度のお湯500mlによく溶かします。
40度のお湯ってお風呂くらいですよね。
触ってあったかいと思うくらい。
わざわざ温度計使わないで大丈夫です。
次に用意するバケツを2つに分けたので、最初はプレミアムダイを2つの容器に分けて溶かしました。
でもプレミアムダイには染料と定着剤がが入っているせいか、見るからに2つの容器の色の感じが違っていました。
ですので、2つの液を一緒にして均等にしてよく混ぜてから2つに分けました。
プレミアムダイを溶かす時は、1つの大きな器で溶かした方がよさそうです。
同じ理由で、半分だけ使う…とかはやめたほうがいいかもしれません。
step
4染色液の準備2
次にバケツに塩水を用意します。
塩250gを40℃のお湯6Lに溶かします。
今回はバケツを2つに分けたので、3Lのお湯に塩を125gずつを加えました。
3Lを軽量カップで計るのは大変なので、体重計で3kgずつ量りました。
最初にバケツの重さを量っておいてから3kgプラスすればOKです。
step
5染色液の準備3
塩がだいたい溶けたらStep3で溶かしたプレミアムダイを加えます。
塩がなかなか全部は溶け切らないので、溶け残りがある状態で加えてしまいましたが、結果的には問題ありませんでした。
周りに染色液がこぼれても片づけるのが簡単なようにお風呂場で作業しています。
step
6Tシャツの染色
染色液に準備しておいたTシャツを浸します。
15分はしっかり混ぜ、45分は時々かき混ぜながら漬けおきます。
漬け時間が1時間になるように。
色むらなく仕上げるためにちょっと面倒ですが、時々はかき混ぜた方がよさそうです。
手に色がつかないように、割りばしかビニール手袋を使って混ぜました。
ここでちょっと反省点
重なっている部分には色が入りにくいです。
ハンドメイドの味になると思いますが、こういった部分は色があまりきちんと入っていませんでした。
輪ゴムで2か所留めた間の部分は、写真の赤丸のように色が全体的に白っぽくなってしまいました。
ゴムでとめた部分付近は表面だけでなく内側の部分も液が入るように、ちょっと重なりを指で開いたりして染めるとよかったなと思います。
step
7色止め
1時間したらバケツの染色液を捨て、きれいな水ですすぎます。
色がだいたい出なくなってきたら、バケツにTシャツが十分浸かるくらいの熱めのお湯を張り、カラーストップを混ぜながら入れます。
時々混ぜながら15分漬けます。
お湯の温度は、繊維表示の最高温度だそう。
縮んでしまったらいやなので、今回はシャワーの温度をなるべく熱めにして行いました。
42度くらいかな。
カラーストップを使うと色がにじむことがあると書かれていたので、輪ゴムははずさず、そのまま漬けました。
カラーストップは、50mlの液体が1袋に入っています。
この量で1kgの線維に対応しています。
1/3くらいを目分量で入れて使いました。
残った分は、口を何度か折って輪ゴムで留めて保存しています。
保存できるのかわかりませんが…
step
8すすぎ・脱水・陰干し
色止めが終わったらすすぎます。
流水でざっとすすいだら、輪ゴムをはずしました。
ちゃんと輪ゴムの部分は白く残っています。
その後全体をすすいで、色がでなくなったら完了。
軽く手で絞ったら洗濯機の脱水にかけます。
うちの洗濯機では3分。
その後陰干しをして完成です!
まとめ
いかがでしたか?
漬ける時間は、染色液に60分、色止めに15分と結構かかりますが、作業自体はそんなに多くないので手軽にできます。
一番時間がかかったのは輪ゴムで模様をつける部分かな。
大変ですが、ちょっと多いかな?と思うくらいつけた方が仕上がりが素敵だと思います!
お湯も給湯器からのお湯でできるので、子供とも気軽に楽しめます。
5歳の長女と一緒に行いましたが、ほとんどの作業をやってくれましたよ。
寒いとお風呂場での作業はちょっとつらそうですが、これからの季節にはおすすめです。
夏休みにでも是非お子さんと楽しみながら作ってみてください!
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今回かかった費用のまとめ
Tシャツ 1,574円
プレミアムダイ、カラーストップ 約1,000円
塩 108円
プラスチックカップ 108円
合計 2,790円
他は家にあるものを使いました。
1枚900円ほどでオリジナルTシャツを楽しむことができました!
購入した材料
ちょうどいい白い無地のTシャツは店舗ではなかなか見つけられないと思うのでネットショップがおすすめです。
こちらのショップはお値段もお手頃ですよー。