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元社会人の30代子持ち主婦が看護師をめざす6つの道

こんにちは、たすほです。
昨日の記事で看護学校を受験するまでの準備段階をお話しました。
今日は、大学卒の元社会人が正看護師をめざす6つの道と子持ちの私が考えたそれぞれのメリット・デメリットです。

 

准看護学校(2年)→看護専攻科(2年)

主に午前中に授業がない日があるので、フルタイム勤務という訳にはいきませんが、収入を得ながら学校に行くことが可能です。
2年間の勉学の後、各都道府県ごとに行われる准看護師試験に合格すれば准看護師としての資格がも得られます。

そのまま准看護師として働くこともできますが、正看護師を目指す場合は、2年間の看護専攻科に進む必要があります。
さらに2年間の勉学の後、看護師国家試験の受験資格が得られます。

准看護学校は中学卒業していれば入学することができるので、年齢層が幅広いようです。

メリット

働きながら、学校へ行くことができる

デメリット

受験資格を得るまで年数が長くかかる

 

看護専門学校(3年)

3年間フルタイムで学習した後、看護師国家試験の受験資格が得られます。

例えば、東京都立看護専門学校の通常の授業時間は月曜日から金曜日まで8:50から16:35までです。
入学試験に社会人枠を儲けている学校も多くあります。

また、年齢制限を設けている学校もあります。
ただし、年齢制限を設けていなくても、実際は30代、40代は取らない方針の学校もあるようですので、情報収集が大切です。

メリット

受験資格を得るまで3年間ですむ
大学に比べると学費が割安
(例えば、東京都福祉保健局のHPによると、東京都立府中看護専門学校で在学中にかかる費用は1,017,100円とされていました)
奨学金のある学校も多い

デメリット

3年間無収入
→実習が始まるまではアルバイトは可能という意見もネット上でみましが、子供との時間を考えると、上記のような時間割ではアルバイトも無理
大学に比べ、実習・課題が多くハードな学生生活
専門士としての資格なので、就職後に学士に比べ給与や昇進に差が出る

 

看護短期大学(3年)

3年間の学習の後、看護師国家試験の受験資格が得られます。

専門学校と違い、他の学科を併設している学校もあり、他の学科のカリキュラムを学ぶこともできます。
短大で取得した単位の一部が大学で取得単位として認められるので、大学3年次に編入が可能です。

看護系の短大は4年制大学に以降傾向があるので、学校そのものの数が減っています。

メリット

受験資格を得るまで3年間ですむ

デメリット

学校数が少なく、近くにない可能性も

看護大学(4年)

4年間の学習の後、看護師国家試験の受験資格が得られます。

メリット

看護学士としての資格が得られる(収入、昇進に有利)
保健師の受験資格を得られるコースを設けている学校もある

デメリット

学費が高い
受験資格を得るまで年数が長くかかる

 

看護大学2年次編入(3年)

慶應義塾大学や北里大学など一部の学校で、看護学以外の学士を持った人を対象に2年次からの編入生を受け入れています。
3年間の学習の後、看護師国家試験の受験資格が得られます。

メリット

3年間で看護学士としての資格が得られる(収入、昇進に有利)

デメリット

学校が限られていて、近くにない可能性も
学費が高い

 

看護大学3年次編入(2年)

聖路加国際大学で2017年から日本初の学士編入2年コースを開設しました。
今までは3年次というと短大などで看護学をすでに学んだ人のみが対象でしたが、こちらのコースは卒業学部の制限はありません。
学士を持っていれば最短で2年で、看護師国家試験の受験資格が得られます。

メリット

最短で看護師国家試験の受験資格が得られる
最短で看護学士としての資格が得られる(収入、昇進に有利)

デメリット

対象校が1ケ所しかなく倍率が高いので、受けて受かるとは限らない
2年次編入に比べ学費が安いとしているものの学費が高額(HPによると2年間で4,488,000円)

まとめ

大学卒で元社会人の30代が正看護師を目指す6つの道とそれぞれのメリットデメリットです。
自分にとって何の優先順位が高いか考えて選ぶことが大切ですね。

次の記事は、実際に学校を決めるまでのお話になります。
今日もご訪問いただき、ありがとうございました。

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