海外旅行に欠かせない飛行機。
調べてみると現在、日本からバリ島への直行便はガルーダ・インドネシア航空だけ。
(インドネシア・エアアジアXが飛んでいましたが、2019年1月半ばをもって運休してしまったようですね)
飛んでいるのは、成田と大阪からだけです。
バリってメジャーな観光地なので、直行便がこれしかないことにびっくり!
ジャカルタやシンガポールなどを経由すれば、他の飛行機会社の選択肢はあります。
でも、子連れ旅行でやっかいな乗り継ぎは避けたいところです。
ですので、迷いなくガルーダインドネシア航空を選択して子供2人を連れてバリに行ってきました。
普段あまり使う機会のない航空会社だけにどんな飛行機会社なのか、どんなサービスがあるのか気になりますよね。
子連れでのガルーダ・インドネシア航空を実際に使ってみた様子をレポートします!
食事はどんな内容?いつサーブされる?
機内食(成田→デンパサール(バリ))
行きは出発後2時間以上経ってからサーブされました。
それまでに飲み物とナッツが入ったスナックはありましたが、お腹ペコペコで乗り込むと結構待たされますので、ご注意ください。
インドネシア料理と和食が用意されていて、行きは和食を食べました。
(42列だったのですが、その時点でインドネシア料理は終わってしまっていたようで、どちらがいいか聞かれずサーブされました。)
ご飯と白身魚と食べやすいものだったので、1歳の次女とはシェアして食べました。
取り分けには副菜の蓋を使用しました。
自分でスプーンも使うようになっていますが、キレイには食べられないので機内ではあまりに危険。
ついてきたティースプーンで食べさせました。
パンがついてきたら、自分で食べてもらおうかと思いましたが、パンはついてきませんでした。
全体的なボリュームは少し少なめ。
取り分けしてしまうと物足りなかったので、乳幼児食を依頼しておけばよかったです。
到着少し前には、アイスクリームがサーブされました。
機内食(デンパサール(バリ)→成田)
帰りは到着2時間前に朝食がサーブされました。
もう一つの選択肢が何かはすっかり忘れてしまいましたが、私たちは洋食を頼みました。
パンとオムレツ、ソーセージ、ポテト、ヨーグルト、フルーツなど。
これなら子供たちもOKでした。
ただ、深夜便ということで長女は搭乗前からぐっすり。
着陸態勢に入る直前に目が覚めたのでパンだけかじって終わりましたが。
2歳未満の食事
今回1歳8ヶ月の娘も一緒でした。
2歳未満ですので、同乗者の膝の上、つまり席を必要としない形での予約をしました。
特に希望は出していなかったので食事はつきませんでした。
今回は取り分けしましたが、事前予約すれば特別食として乳幼児食の用意もあるそうです。
2歳~11歳の食事
子供用の食事も事前にリクエストすることが可能です。
お子様向け機内食事前予約サービスのご案内
お子様用機内食のご案内です。2歳~11歳までのお子様は、ご出発の3営業日前(土・日・祝日を除く)までにお申し込みの旅行会社もしくは弊社予約課までご希望の旨お知らせください。
とありましたが、ホームページ上には24時間までと書いてあるページもありました。
念のため早めに、出発の3営業日前(土・日・祝日を除く)までに、予約しておくと安心ですね。
今回、『予約しよう!』と思った時には間に合わず、長女は普通の機内食を食べました。
お蕎麦のネギとわさびが嫌だったようでお腹空いているのにテンション下がりまくりの長女。
キッズミールを注文してあげればよかったです。
後ろの席にキッズミールらしきものがサーブされている子がいました。
どんな内容だったかまではわかりませんが、通常の食事より早めにサーブされていたので、待たさなくていいというメリットもありますね。
小さい子連れなら、チャイルドミールのリクエストはしておくことがおすすめです。
子供向けのエンターテイメントはある?
今回乗ったのは、成田発GA881とデンパサール発GA880、機種はB777 でした。
今時は当たり前になっていると思いますが、全席にパーソナルモニターがついていました。
子供向けのエンターテイメントプログラムも用意されています。
日本語メインではありませんが、日本語の映画もいくつかは用意されています。
- ピーナッツ(スヌーピー)
- ドラえもん
- コナン
などは日本語対応でした。(2018年12月搭乗)
何が日本語対応かはスクリーン上で探すと大変なので、座席ポケットに入っている雑誌で確認した方がわかりやすいです。
ちなみにタッチパネルはインドネシア語と英語のみです。
映画、アニメの他に音楽やゲームなども楽しめます。
ゲームをする場合は座席左の肘掛部分にあるコントローラーを使います。
長女はひよこが羊に追いかけられるゲームにはまっていました。
おもちゃはくれる?
長女にはギフトをくれました。
中身はワークブックと巾着型のリュック。
しかし、なぜかくれたのは着陸直前。
機内での退屈しのぎには使えませんでした。
お願いすれば早めにもらえたとは思いますが。
乳幼児への安全対策は?
2歳未満の次女は私の膝上での搭乗でした。
私のシートベルトに接続するタイプのシートベルトと救命胴衣が離陸前に渡されました。
長女が2歳になるまでいくつかの飛行機会社を使ったことがありますが、シートベルトは渡されずしっかり抱っこしててくださいというだけの所もありました。(それでいいのかびっくりしましたが)
救命胴衣を渡してもらったのは初めてです。
確かに子供の分も必要ですよね。
安心できるサービスでした。
乳幼児への優先サービスってある?
年末の旅行シーズンということで、乗った飛行機も飛行場もとても混んでいました。
当然チェックインも搭乗も長い列ができていました。
普通のエコノミーの利用なので当然並んでいましたが、小さな次女を連れていたので、優先レーンに案内してもらえ、あまり待ち時間なくすませることができました。
特に、搭乗は人がたくさん乗ってきてからだと座席に着くのも、荷物を入れる場所を確保するのも大変なことがあるのでとても助かりました。
正確な年齢の決まりがあるのかわかりませんが、長女を連れての経験から言っても航空会社から優先してもらえるのは2歳くらいまでかなと思います。
ちなみに、バリ島のイミグレーションでも優先レーンがありました。
70歳の父を見て、60歳以上か確認され左の方のレーンに案内してもらえました。
行ってみると、60歳以上、障害者、5歳未満の子供を連れた親の優先レーンでした。
イミグレーションもかなり並んでいたので当てはまる場合は、優先レーンも使えますよ!
日本人クルーはいる?
飛行機には行きも帰りも日本人のCAさんも1人乗っていました。
アナウンスもインドネシア語、英語に続いて日本語でもしてくれていたので安心ですね。
マイレージはたまる?
航空会社を選ぶときにマイレージがたまるかどうかで選択することも多いですよね。
バリ島は、ガルーダ・インドネシア航空一択なので残念ながら選択の余地はありません。
では、ガルーダ・インドネシア航空では、どんなマイレージがたまるでしょうか?
まず、ガルーダ・インドネシア航空はスカイチームに加盟しています。
スカイチームはデルタ空港やエールフランスなど20社が加盟しているアライアンスです。
日本の航空会社は未加入です。
スカイチームのマイレージプログラムに参加していれば、ガルーダ・インドネシア航空の利用でマイレージが貯まります。
私は以前デルタ航空に乗る機会が多かった時期があり、デルタのマイレージカードを持っているのでデルタのマイレージを貯めてもらいました。
往復で3476マイル貯まりました。
でも日本の航空会社は未加入なのでスカイチームのマイレージカードを持っていない人も多いですよね。
バリ便でJALやANAでも貯まる可能性はあります。
今回乗ったGA880とGA881はJALとANAのコードシェア便でした。
両親はJALのマイレージを登録していました。
ただ、チェックイン時に確認したところ貯められるかは予約によるということでした。
旅行代理店を通じたパッケージ予約で大丈夫でしたので、スカイチームだからダメだと思わず、確認してみてください。
まとめ
ガルーダ・インドネシア航空の利用してみて、特別ここがすごかった!ということはありませんが、スタッフが子供にもフレンドリーで、エンターテイメントも子供が楽しんでくれていたので、大変なことなく利用することができました。
スクリーンの表示や雑誌など日本語対応が十分ではありませんが、日本の航空会社ではないので多少は仕方ないですね。
でも、映画には日本語のものもありますし、CAさんも日本人の方がいてくれるのが心強いですね。
1点反省点は、チャイルドミールを頼みそびれたこと。
チェックイン時でダメ元で聞いてみたらやっぱりだめでした。子供なら自動的に用意してくれる訳では、ないので必要ならちゃんと事前予約をしてくださいね。