実は、看護学校に入学すれば就職は問題ないと思っていました。でも先輩が予想外に苦戦している姿を見て、それは甘い…とわかってきました。アラフォー、子持ちでネックになるポイントが多い私にとっては焦りしかありませんでした。それでもなんとか無事に就職が決まったので、就職活動を通じて感じたことをまとめています。
こんにちは、たすほです。
気付いたら全く更新していませんでした。
5か月ぶり!?
この春なんとか看護学校3年目、最終学年になりました。
就職活動と領域別看護学実習があったことに加えて、長女が小学校に入って生活パターンが変わったこともあってかなりバタバタな生活をしていました。
就職活動、無事に終わりました!!
アラフォー、子持ち、しかも難病疑いで通院中(ブログではこのこと書いてなかったかもしれませんが…)
不利な点が色々あって決まらなかったらどうしよう…って不安になることも多かったです。
決まって本当にほっとしました。
今日は、就職活動を通して感じたことを色々まとめてみました。
看護学校に入学すれば就職は楽勝?
看護師の求人募集をよく見かけることもあって、実は就職活動が大変ってイメージを持っていませんでした。
看護学校入学できたら就職もできるんじゃないの?
って思っていました。
でも、上の学年の就職活動の様子を聞いて、ことはそう簡単ではないことがわかってきました。
系列の病院がある看護学校だとそこから奨学金をもらえることも多いと思います。
その場合、卒業後に入職して規定の年数働けば、返済が免除、そうでないと卒業後一括で返済しないといけない。
そういう学校結構ありますよね。
私が通っている看護学校にも系列病院があり、病院からの奨学金もあります。
なのでてっきり希望すればその病院に入職できるのかと思っていましたが、残念ながらそう甘くはない…
系列病院であり、奨学金をもらっているのにも関わらず内定をもらえないという先輩が何人もいました。
たまたまなのかもしれませんが、社会人経験のある学生が多かったです。
私と同世代のシングルマザーの先輩も、でした。
奨学金に関わらず、9割は系列病院に行くと聞いていたので完全に油断していました。
他の看護専門学校に行っている知人(20代後半の子持ち)にも聞いてみました。
その人も奨学金をもらっているのにとってもらえなかったということでした。
看護学校入学=系列病院に入職
という訳ではないことがわかってきました…
就職活動をしている中で、奨学金を出している学生は基本的に取るという話を聞いた病院もありました。
就職活動はいつから、何から始めるべき?
クラスメイトからのお誘いもあり、私は看護学校2年の5月くらいから就職活動を開始しました。
私のクラスの中では早い方でしたが、そのくらいから始めてよかったです。
実際の就職面接は、最終学年の春(4、5月)から始まるところが多いようです。
それまでにどんなところに行きたいのか情報収集をしたり、病院説明会やインターンシップに参加しておくために1年くらいあると余裕をもって進めていけると思います。
最初に始めたのは、合同就職説明会の参加!
そのためにまずこの2つのサイトに登録して、予約申し込みをしました。
この2つのサイトでは病院の情報や資料請求、就職活動の進め方など色々情報が得られるので、ひとまず登録しておくのがおすすめです。
あとは、新卒向けではないですが、居住地域で看護師向けの就職相談会が行われていたので、それにも参加しました。
情報は区報で見つけましたよ。
合同就職説明会に参加して良かった点は?
一度にたくさんの病院からフランクな話が聞ける
一度のたくさんの病院のお話が聞けることが合同就職説明会の一番のメリットです。
人気のある病院は長蛇の列ができていたので、最初に優先順位をつけてまわった方がいいです。
フランクに話を聞きやすい雰囲気があるので、気になっていたことも聞けました。
就職する時の年齢を伝えたら、
「うちではぎりぎりですね…」
と言われたことも。
法律的に年齢制限するのはなしになっていますが、考慮の余地に入るのは仕方ないことだとも思っています。
公的な場では言いにくい話も聞きやすいというメリットを感じました。
その他、某大学病院では、
「うちでは45歳までで定期昇給がなくなります。」
という話を聞くこともできました。
就職に役立つセミナーが開催されている
履歴書の書き方講座、自己分析講座、マナー講座、国試対策セミナーなど説明会ごとに就職に役立つお役立ちセミナーも企画されています。
セミナーは予約制なものが多いと思います。
直前に予約しようとしたら定員いっぱいで締め切られていたこともありました。
気になるものは早めに予約しておきましょう。
お得な特典がある
事前エントリーをしたり、指定数以上のブースを訪問したり、事前の資料請求等でたまったポイントを申請したりしておくと、当日会場で金券やグッズに引き換えられる特典も用意されていることがあります。
事前申請が必要なものもあります。
せっかく参加するならお得に参加できるよう情報はチェックしておくのがおすすめです。
なお、合同就職説明会の開催は土曜日や日曜日です。
子供だけでお留守番できない小さいお子さんがいる場合には、預け先も前もって確認しておかないといけませんね、
子連れ可か確認したことはないですが、新卒向けのイベントでは小さい子供を連れた人は見かけませんでした。
(ちなみに居住地域で行われていた看護師向けの就職相談会は子供を遊ばせるスペースがあって、子連れ参加OKでした。)
インターンシップの予約はお早めに!
合同説明会や資料請求を通して興味のある病院が出てきたので、次はインターンシップに参加してみました。
と、いっても結局1か所しか参加できなかったのですが。
他にも行ってみたい病院があったのですが、1か所しか行けなかった原因は、
- 定員いっぱいで予約を締め切っていた
- 新型コロナウイルス感染症の影響でインターンシップが中止になった
の2つです。
インターンシップは病院によっては日付をかなり絞って行っていました。
そういう病院はすぐに定員がうまってしまうようです。
のんびり構えていたら、予約が締め切られていました…
インターンシップがいっぱいでも病院説明会には空きがあることもあるので、そちらの空き状況も確認してみてください。
3年の春に行こうと申し込んでいたインターンシップは、新型コロナウイルス感染症の影響で、キャンセルになってしまいました。
もっと早く行動して、早めに行っておけばよかったと後悔…
1か所の経験ですが、やっぱりインターンシップは行っておいた方がよいと思います。
数時間の体験でしたが、病院の雰囲気の違いを感じることができました。
早めにとはいっても、専門学校2、3年生(大学だと3、4年生)を対象にしているところが多いそう。
ある程度学習を積んで、実習も始まってから参加した方が自分が働いてからのイメージを持ちやすいと思います。
『インターンシップに参加していないと採用に不利…』
という噂の是非はわかりませんが、実際に応募するとなった時も、働いている姿をみていた方が志望動機が具体的になって説得力が増すっていうのはありますよね。
採用状況についても聞きやすかったので、同じような状況の人が新卒で入っているかどうか聞いてみるのもいいと思います。
系列病院や付属病院を受けるつもりでいる場合も、他の病院の雰囲気を知っていると、受ける病院の特徴が見えてきやすくなると思います。
まだインターンシップは再開していないところも多いようですが、行けるチャンスがあるなら是非早めに申し込んで、参加してみていくださいね。
新型コロナウイルス感染症の影響
2021年卒の私たちの学年の就職活動は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けました。
- 合同就職説明会に行けない…
- インターンシップに行けない…
- 病院説明会に行けない…
- 面接が延期に…
と色々ありました。
病院説明会がオンラインになったケースもありましたし、面接自体がオンラインになっていた病院も。
面接時点で領域別看護学実習が進んでおらず、働くイメージが固まらない、っていう話も聞きました。
これから就職活動する学年にもまだまだ影響はありそうですね…
学業面でも子育てでも忙しくて、なかなか就職活動にまで手が回らないこともあるかもしれません。
でも、後回しにするほどバタバタと忙しく、もっと早くやっておけば…となりがちです。
『例年と違う…』
ということも多いので、気になる病院のホームページはこまめにチェックするなど情報収集をしっかりするようにしてくださいね。
終わりに
ただでさえ忙しい看護学生生活。
その中で就職活動も平行していくのは本当に大変です。
子持ちや年齢のことで気になる点も多い分、意識的に早めに動きだすことで余裕をもった準備ができると思います。
早めに
- 看護学生向けの就職サイトに登録
- 合同就職説明会に参加
- インターンシップ・病院説明会に参加
して、納得のいく就職活動をしてくださいね。