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箱根の彫刻の森美術館は子供が4時間遊んでもまだ足りない!

子供と一緒に箱根旅行するなら、絶対おすすめの彫刻の森美術館。芸術を自然な形で楽しむことができるユニークな美術館です。4時間たっぷり満喫した楽しみ方やおすすめの服装をご紹介しています。小学生以下しか遊べない特別な場所もあるのでお子さんが小さいうちに是非遊びに行ってみてください!

こんにちは、たすほです。

先日、子供2人と60代の母と一緒に箱根の温泉旅行に行ってきました。

温泉でのんびりもいいですが、せっかく旅行に行くなら観光もしたいですよね。
今回は2歳児と5歳児の幼児も一緒だったので、

子供が楽しめるところ!

という視点で、彫刻の森美術館に行ってきました!

箱根 彫刻の森美術館(公式サイト)

私もむかーし、小学生のころ行って楽しかった記憶がありましたが、しばらくご無沙汰でした。
久しぶりに行ってみたら、記憶よりずっと楽しかったです。

『美術館』というと子連れでは抵抗があるかもしれませんが、彫刻の森美術館は、子連れにぴったりの美術館です。
特にしゃぼん玉のお城など小学生以下しか遊べない場所もあるので、幼児や小学生を連れての旅行におすすめです!

4時間いても子供たちはまだまだ遊び足りないようでした。

 

彫刻の森美術館とは

彫刻の森美術館は、日本で初めて開館した箱根にある屋外美術館です。

彫刻の森美術館のホームページには、

四季折々の雄大な自然が楽しめる箱根。彫刻の森美術館は、その大自然を生かして1969年に開館した、国内ではじめての野外美術館(オープンエアーミュージアム)です。箱根の山々が望める7万㎡の緑豊かな庭園に、 近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されています。お気に入りの作品をじっくり眺めたり散策気分でのんびり歩いたり、思い思いに芸術とふれあうことができます。また、世界有数のコレクション319点を順次公開しているピカソ館をはじめ、室内展示場や天然温泉の足湯もあり、心豊かな憩いのひとときを過ごすことができます。

引用元:彫刻の森美術館 美術館のご案内(外部サイト)

と紹介されています。

7万㎡というと、東京ドームの約1.5。(わかりやすいかわかりませんが…)

屋内施設もありますが、屋外エリアが主になります。
なので、満喫するためには、なるべく雨の日は避けていくことがおすすめです。

 

アクセス方法

箱根の強羅エリアにあります。

公共交通機関で行くなら

公共交通機関でのアクセス

[電車]箱根湯本駅→箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
[バス]箱根湯本駅→箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分
箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車

季節によって変わる景観(特にアジサイの時期はきれい!)も楽しめますし、急勾配を登るためにスイッチバックという珍しい方式を使っているのもおもしろいので、箱根湯本からなら箱根登山鉄道がおすすめです。
箱根湯本駅から彫刻の森駅までの所要時間は40分弱です。

 

開館時間

9時から17時までが開館時間で、閉館の30分前まで(つまり16時半まで)入館できます。
ホームページによると年中無休となっています。

 

入館料

個人 障害者手帳をお持ちの方
一般 1600円 1000円
大学生・高校生 1200円 700円
中学生・小学生 800円 500円

(20名以上の場合、団体料金があるようです。)

 

お得に入館する方法

  • ホームページに、プリントアウトして使える入館料が100円割引になる割引券がのっています。
  • 箱根フリーパスを持っている場合(こちらの方がお得です)、チケット売り場でパスを提示すると、個人の一般料金が200、学生料金が100割引になります。

毎週土曜日はファミリー優待日といって、保護者1名につき小・中学生5まで無料で入館できるサービスを行っています。(2019年5月27日現在)

 

子連れで楽しむポイント

コインロッカー

子連れだと荷物が多いですよね。
チケット売り場横(館外)にはコインロッカーがあるので、宿泊用の荷物などは預けてしまって、身軽に楽しむことができます。
大きさは、大小色々ありました。

100円硬貨が必要ですが、返却式なので、あとで戻ってきます。

 

ベビーカーの貸し出し

敷地が広いので、まだたくさんは歩けない小さなお子さんと一緒ならベビーカーもあると便利ですよね。

本館ギャラリー・新館インフォメーションベビーカーの無料貸出のサービスがあります。
どちらも入口付近なので、必要かも?と思ったら最初に借りておいた方がいいですね。

 

授乳室

本館ギャラリー授乳室もあるので、まだ授乳が必要な小さなお子さん連れでも安心です。
ただ場所が入口付近の一か所なのでうまく授乳のタイミングを合わせたいですね。

 

おむつ替え

地図を見ると多目的トイレ以外におむつ替えができる場所のマークはないのですが、実際行ってみるとある場所もありました。

私がおむつ替えに実際使ったのは、

  • しゃぼん玉のお城のそばの女性用トイレ
  • カフェの多目的トイレ

です。

 

お弁当が持ち込み可

彫刻の森美術館は、お弁当の持ち込みが可です。
屋外のベンチで食べられます。

館内にはレストランが2か所ありますが、両方とも出入口のところの建物の中です。
館内の奥の方に入ってしまうと食事のために戻ってくるのは大変かな…と思います。

お弁当や買ったものなどなら好きなタイミングで食べられるのがいいですね。

彫刻の森美術館のそばで何か買うなら…

箱根登山鉄道の彫刻の森駅のすぐそばには、ローソン(いつもの青い看板ではなく、茶色に白字の看板でした)が、駅から彫刻の森美術館に向かう途中の左手にかっ平寿しというお寿司屋さんがありました。
かっ平寿しではいなりずしや太巻きなどの持ち帰りもできるみたい。

 

子供が実際に4時間遊んだコース

今回はこのようなコースで彫刻の森美術館を満喫しました!

円形広場

しゃぼん玉のお城

お城そばのベンチ(屋根付き)でランチ

吊り橋・浮かぶ彫刻

ネットの森

ギャラリーカフェで一服

幸せをよぶシンフォニー彫刻

緑陰広場

目玉焼きのオブジェ

新館のショップでお土産探し

 

 

円形広場

入ってすぐの広場です。

絶妙なバランスで立っている像や山並みを望む眺めが楽しめます。

このエリアに『天をのぞく穴』という地下にもぐった彫刻があります。
地下におりていく階段があって、子供はわくわくしながら降りていきましたが…
地下は薄暗くて子供には怖かったよう。
でも楽しい気持ちもあったようで出たり入ったりしていました。

 

しゃぼん玉のお城

子供にとって彫刻の森といえば、しゃぼん玉のお城はかかせません。
私も小さい時よく遊びました。

対象は小学生まで。
大きい子用と小さい子用でエリア分けがされているので小さい子にも安心です。
大きなお兄ちゃんはかなりダイナミックに遊んでいたので。

雨天時は使用できないようです

 

お城そばのベンチ(屋根付き)でランチ

屋根があるので日差しをよけながら食べられます。
そばに自動販売機もありました。

 

吊り橋・浮かぶ彫刻

緑の中を吊り橋に揺られながら進むと、池の中に水に浮かんだ赤い彫刻も楽しめます。
大小あって、小さい方はゆらゆら動いている様子が子供は気になったようです。

 

ネットの森

我が家の2歳児、5歳児が一番はまったのはネットの森

色々な色の手編みのネットが組み合わさったカラフルな空間です。
こちらも対象は小学生まで

穴をくぐって登っていくと上の広いスペースに出られるようで、長女は色々な経路から試して楽しんでいました。
穴の高さも色々あって2歳児でも一人で出たり入ったりできる高さのものがありました。
まだ一番上までは出られませんでしたが、途中までは登れていましたよ。

他にも遊び方は色々あって1時間以上遊んでいました。

 

浮き輪状のものを積み重ねたり、球体がぶらさがっているのでブラブラ揺れてみたり、色々な楽しみ方もできます。

色がカラフルなのもとても素敵で、写真を取るのにもぴったりです!

荒天時は使用できないようです

 

ギャラリーカフェで一服

ネットの森を出て少し進むとギャラリーカフェがあります。
一番奥のあたりにあるので、たくさん遊んで一服するのにはぴったりの場所です。

ソフトクリームとコーヒーでリフレッシュして、後半も元気に回ることができました。

ベビーチェアもありました。

ステキなおみやげ物も売られていました。

今回は時間が足りずに利用しませんでしたが、カフェの外には足湯もありました。

さすが箱根らしくちゃんと100%源泉かけ流しの天然温泉
お湯に浸かって疲れが取れそうですね。
足が拭けるように自動販売機で彫刻の森美術館の記念タオルが100円で売られています。

 

幸せをよぶシンフォニー彫刻

塔の中に入るとステンドグラスがキラキラきれいな空間でした。
中央の階段を上りながらステンドグラスを楽しめます。

 

階段を上りきると…
屋上に出ることができ、箱根の山々の眺めが楽しめますよ!

5歳児は途中でもういい!と降りてしまいましたが、2歳児は頑張って最後まで登り切りました!

 

緑陰広場

ヘンリー・ムーアの彫刻作品などがゆったり置かれています。

広告などでもよく見かけるカラフルで巨大な女性像「ミス・ブラック・パワー」もこのエリアにあります。

子供たちは子供たちなりに興味を持ったようで、見つけると嬉しそうにしていたり、あれは○○みたいと感想を言いながら進んでいました。

離れたところにある道を歩いていたのでよくわかりませんでしたが、高いところからみると形がよくわかる『密着』(人が倒れているようにしか見えませんでしたが、アントニー・ゴームリーという作者が自身の体で型を取ってつくった1tの鉄の彫像が大地に密着しようとしている姿だそう)など、場所によっても楽しみ方が変わります。

 

目玉焼きのオブジェ

大きな目玉焼きが2つならんでいます。
寝そべってみたり、食べてみたり…

ところで、ここでトイレに行きたくなった長女。
トイレは割と色々なところにあると思いますが、目玉焼きのそばにはなく…
近くにいたスタッフの方にネットの森が一番近いと教えてもらい慌てて向かいました。
緊急時には結構な距離ですが間に合ってよかったです。
小さい子連れの場合、トイレの場所は要チェックですね。

 

新館のショップでお土産探し

出口がある新館の中には美術館のオフィシャルショップとして結構大きなショップがありました。

オリジナルグッズやデザイングッズなどなど大人にとっても子供にとっても面白いものがたくさん。

『空気の器』というかるーい紙の器。
広げ方によって色々な形を作れます。

テラダモケイの『1/100建築模型用添景セット』
細かーい紙製の模型セット。
箱根彫刻の森美術館オリジナルのものもありました。

使い勝手色々の手ぬぐいも。
箱根の伝統工芸品の寄木細工柄や彫刻の森美術館オリジナル柄も。

子供が気に入ったカラフルなモビールもこんなに種類がたくさん!

 

ちなみに…ピカソ館は改装中

彫刻の森美術館といえば【ピカソ】というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。
パブロ・ピカソの作品を専門に紹介する【ピカソ館】が館内にあります。

残念ながら現在は改装中(2019年7月末まで)。
本館ギャラリーでピカソコレクションを楽しむことができます。

 

おすすめの服装

最後に彫刻の森美術館で4時間たっぷり遊んでわかったおすすめの服装についてご紹介しますね。

なんといっても歩きやすい靴

痛い靴だと歩くのが楽しくなくなっちゃいますよね。
歩いて歩いて歩くので、やっぱり歩きやすい靴が十分に楽しむポイントです。

 

足元が出る格好

足湯があって疲れた脚を休ませるのにはぴったりです。
スキニーなど脚が出せない格好だと足湯に浸かるのは難しいので、膝下くらいまでは出せる格好で行くと気軽に足湯が楽しめますよ!

 

子供(小学生以下)はズボン

しゃぼん玉のお城やネットの森は小学生以下の子供に嬉しい遊び場。
高いところに上っていくので、スカートやキュロットよりズボンがお勧めです。

しゃぼん玉のお城では膝が出ていた方が滑らなくて上りやすいかもしれませんが、安全面からいうと長ズボンの方がよさそうです。

 

まとめ

子供と一緒に楽しめる美術館、箱根の彫刻の森美術館についてご紹介しました。

芸術を自然な形で楽しむことができるユニークな美術館です。
たっぷり遊べば4時間はゆうに楽しむことができます。
敷地が広いので急いでいてもせっかくなら2時間くらいは時間を取って楽しんでほしいなと思います。

小学生までしか遊べないエリアもあるので、お子さんが小さいうちに是非一緒に楽しんでみてくださいね!

 

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