返済免除もあり！ひとり親家庭高等職業訓練促資金貸付について

おはようございます、たすほです。
区のほうにひとり親家庭高等職業訓練促進給付金を申し込みにいった時に、こんなものもあるとご紹介いただいたものがあります。

『ひとり親家庭高等職業訓練促資金貸付』

ちらっとどこかで聞いたことはあったんですが、借金かと思ってあまり詳しく調べていませんでした。

ですが、実は5年間看護師（または介護福祉士、作業療法士など他の対象資格）として都内で働けば返済免除になるとのこと！（こちらは、ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金を受けている人しか貸付対象にならないので、あまり見えるところには情報を置いていないと言われました）

この制度は、国と都の補助を受けて東京都社会福祉協議会が行う公的な貸付制度です。
相談窓口は区役所ではなく東京都内の区市町村社会福祉協議会です。

いくつか質問事項があったので区の社会福祉協議会に行ってきました。

貸付金額

入学準備金使用用途は入学金、参考書、学用品、交通費などにかかる費用。
養成機関入学後３ヶ月以内に申し込みが必要。

就学準備金使用用途は就職にあたり必要な費用（転居費用、被服費、通勤に必要な費用など）など。
養成機関を卒業し、資格を取得し、就職が決定してた日から３ヶ月以内に申し込みが必要。

それぞれ使用用途と申し込み期限が決まっていることに注意が必要です！

連帯保証人

６５歳未満で申込者と別生計、別世帯で返済能力のある連帯保証人が１人必要です。

私にはこの条件で保証人をお願いできる人がいないので、それでも貸付してもらえるのか聞いてきました。
聞いたところ、連帯保証人なしでも申し込みは可能です。

ただ、連帯保証人が入れば無利子ですが、いないと有利子での貸付になってしまうそう。
いないことが貸付の審査で不利になるかは、区の社会福祉協議会は申し込み窓口なだけでわからないと言われてしまいました。

なお、利子は年率１％。
返済しながらの利子の計算がよくわからなかったので聞いてみました。
５０万円借りて、最長の５年間で返済した場合、５年間で支払う利子は12,708円になるそうです。

５年間働いて免除になれば有利子でも無利子でも同じです。
有利子だからといって支払うものはありません。

返済期間

申し込み時点で返済期間を決定しないといけません。
返済が遅れると残りの元金に対して延滞利子（年利５％）が発生します。

繰り上げ返済はできるで、ほとんどの人が最長（入学準備金なら６０月）で申し込むそうです。

必要書類

入学準備金

就学準備金

補足情報

使用用途に充当する費用の確認できる書類には、入学金の分を考えていましたので、具体的にどんなものが必要か聞いてきました。
なお、すでに入学金は支払い済みですが、それでも大丈夫だということです。
申し込みには、
入学金の振り込み控えと領収書HPやパンフレットなどでその金額がわかるもの
の２点を持ってくるよう言われました。

また、貸付決定後には、印鑑登録証明書が必要です。
取りに行くのが大変なら住民票を取りに行く時に一緒に取っておくといいかもしれません。
印鑑登録証明書も発行から３ヶ月以内のものが必要ですが、通常貸付審査は２週間程度ということなので問題はないかと思います。

まとめ

貸付ということで最初は考えていませんでしたが、ちゃんと働けば返済免除になるということ、最高でも５０万円ということで申し込みをしてみようと思っています。
連帯保証人がいないことが審査で不利にならないといいんですが。

これから申し込みを考えている方は、

申し込みには期限がある

貸付金額は、使う理由がはっきりしていないといけない

（なんとなく限度額いっぱいまでというのはダメだいうことです。ちゃんと、これこれこういうことに使いますということがわからないといけないそうです。）
ということになっていますのでお気をつけくださいね。

今日もご訪問いただき、ありがとうございました。

実際の申請から入金までの流れはこちらの記事で。