「手術室って、1日どんな流れで動いているんだろう?」
手術室への転職を考えているとき、仕事のイメージがなかなか湧かなくて困りました。
病棟とは全然違う職場なので、「どんなペースで動いているのか」が特に気になっていました。
この記事は、病棟から手術室に転職した私が、実際の1日の流れをお伝えするものです。
勤務先によって違いはあると思いますが、手術室看護に興味がある方の参考になれば嬉しいです。
病棟時代と比べて変わったと感じることも合わせて書きます。
手術室看護師の1日の流れ
| 8:15~ | 出勤・手術準備 |
| 8:40頃〜 | 1件目の手術開始 |
| 手術と手術の間 | 次の手術準備(約15分) |
| 午後 | 昼休憩(交代制) |
| 17:00前後 | 定時の手術終了・退勤 |
これが大まかな1日の流れです。もう少し詳しく説明していきます。
出勤〜手術開始まで:担当によって準備が違う

手術室には「器械出し」と「外回り」という2つの役割があり、その日の担当によって出勤後の動きが変わります。
外回り担当の場合は、手術台のセッティング、薬剤・電気メス・モニター類の準備、同意書の確認などをします。患者さんが入室する前に、手術室全体の環境を整える役割です。
器械出し担当の場合は、使用する器械を清潔に展開して準備します。術式によって必要な器械が異なるので、手順を確認しながら不足のないよう揃えておきます。
私は準備に焦りたくないので30分前には出勤していますが、「早く来ないと絶対に無理」というわけではありません。
これは個人の考え方次第で、ベテランのスタッフでも早くきていたり人によってさまざまです。
手術と手術の間:約15分で次の準備へ
1件の手術が終わると、室内を片付けながら次の手術の準備を進めます。
今働いている病院でのインターバルは大体15分程度です。
手術の件数は日によって異なりますが、複数件続くこともあります。
その間も器械出し・外回りの役割に合わせてそれぞれ動いていきます。
昼休憩:交代制でちゃんと取れる
手術は途中で止めるわけにいかないので、昼休憩は交代スタッフが来てくれてから入ります。
手術の区切りによっては14時・15時になることもあります。
ただ、休憩時間はちゃんと確保されています。
これは病棟時代と大きく違うと感じている点のひとつです。
病棟では休憩の時間が決まっていて、業務が終わっていなければ自分の休憩時間を削るしかない場面がよくありました。
休憩を取れずに終わるということがほとんどないので、手術室では時間は多少ずれることがあっても不満なく働けています。
終わり方:定時は17時前後、残業は当番制

定時の手術は17時前後に終わることが多いです。
手術が長引いて終わらない場合は、夜勤者やシフト上残る担当が決まっているので、その人たちが引き継いでくれます。
「誰かが残らないといけないから自分も残る」という雰囲気はなく、定時で上がりやすい環境だと感じています。
私自身特にお願いした訳ではないんですが今は残る担当は免除されているので、月の残業は2時間程度です。
病棟と比べて変わったと感じること
手術室に転職して、1日の働き方でいくつか変化を感じています。
病棟では日勤に入るだけで8人前後の患者さんの情報収集が必要で、30分〜1時間前に出勤するのが当たり前でした。
もちろん残業代は出ません。
手術室ではそういった「見えない残業」がなくなりました。
休憩も、病棟では「業務が終わらないと削るしかない」という場面が多かったですが、手術室では時間がずれることはあっても取れないことはないです。
1日が終わったときの疲れ方が、病棟時代とは全然違います。
体は動かしていても、ずっと何かに追われている感覚がない分、気持ちのゆとりがまったく違います。
手術室の仕事内容や転職について詳しくはこちらも読んでみてください。
▶ 40代・未経験から手術室へ転職してわかったこと|病棟との違いと正直な感想
おわりに
手術室の仕事は、病棟とは動き方がかなり違います。
最初はイメージが湧きにくいですが、転職してみると意外と自分に合っていると感じる方も多いと思います。
気になっている方は、まず転職エージェントに話を聞いてみるところから始めてみてください。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。